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セミと環境?~都会のセミ~

7月もすでに中旬。
九州地方ではまもなく梅雨が明けると思われます。

梅雨が明けると夏本番。
夏の風物詩的ないきものといえば,「セミ」でしょう。

身近ないきものですが,セミといえばどんなセミを思い浮かべるでしょうか?
アブラゼミ,クマゼミ,ミンミンゼミ,ツクツクホウシ・・・
これらのセミたちは,もちろん,北の地方と南の地方で鳴き声が聞ける種類が違う(分布が違う)のですが,同じ地域でも,自然の豊かな地域とそうでない地域で,鳴き声が聞ける種類と聞けない種類がいます。

日本には約30種類のセミが生息しています。
セミは夏に地上に出てきて鳴き始めるいきものだと思われていますが,春先に地上へ出てきて鳴き始めるセミもいます。

そんなセミたちの中で,わりと広い地域に分布し,わりと知られた種類で,自然環境の指標として使えるセミとして,

クマゼミ,アブラゼミ,ミンミンゼミ,ニイニイゼミ,ヒグラシ,ツクツクボウシ,ハルゼミ

を取り上げて話をしましょう。

このうち,アブラゼミとクマゼミはいろんな環境に棲むことができますが,都会・都市部で多くみられる種類です。
そのほかのセミたちは,緑の少ない都会ではお目にかかることは少ない種類です。緑のあるなしだけではなく,どんな種類の木が植えられているかによって見られる種類も異なってきます。

今日は,どこにいても出会うことができるアブラゼミとクマゼミについて。

●アブラゼミ
アブラゼミ

北海道から九州,種子島,屋久島に及ぶ広い地域に生息しています。
沖縄にもアブラゼミは生息していますが,沖縄のヤツは”リュウキュウアブラゼミ”と呼ばれ,別の種類として扱われています。
アブラゼミという名の由来は,ジージリジリジリジーという鳴き声が油を揚げているときの音に似ているから,あるいは,羽の色が油紙に似ているからといわれています。
幼虫は,土の中で6~7年過ごし,孵化後,成虫になると2週間程度の命といわれています。
日本で一番ポピュラーなセミといっていいでしょう。

●クマゼミ
クマゼミ

関東より西の太平洋側に多いセミです。
日本では最大のセミに分類されます。
鳴き声は,シャアシャアシャアシャアシャア・・・・とかなりの大音量で,一番うるさいセミでもあります。主に午前中を中心にうるさく鳴いているようです。

平地の公園や街路樹で多く見られる種類ですが,ちょっと前まではそんなに多い種類ではありませんでした。
私が子供の頃(25年ほど前)には,クマゼミは平地では珍しく,神社や雑木林などに出かけても,高~いところにしかとまっていない,採集困難なヤツでした。コイツを捕まえると,小学校ではヒーローになったものです。

しかし,クマゼミは、近年環境省の調査でも分布を広げていて,特に町の公園や街路樹では特に多く,都市化の進行の指標になると言われています。

この原因についてはいろいろと言われていますが,その理由のひとつとして,クマゼミは,ほかの種類のセミが穴を掘れないような,人が踏み固めてカチカチに固くなった地面でも穴を掘って生息することができるからだ,といわれています。

おまけにこのクマゼミは,都会で大迷惑なことをしでかしています。
ちょっと前に,ある都市で光ファイバーの通信が切れてしまったことがありました。その原因を調べたら,クマゼミが光ファイバーのケーブルに産卵管(卵を木の中に産み付けるための管)で穴を開けて切断したためだと判明。光ファイバーのPVC外皮中央の溝が,クマゼミに産卵場所として気に入られてしまうため,時々発生しているらしいのです。

都会で大発生しているこの2種のセミ。
自分の住んでいる地域で,この2種のセミしか見つけられないようなことであれば,その地域の自然環境はとっても貧弱だと言えるのです。
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コメント
クマゼミ
クマゼミが増えてる原因についてはいろいろな説がありますが、土の固さについては、否定的なデーターがあったりします。そもそも、クマゼミが増えてるということ自体が怪しかったり。しっかり確証がないのに、どうしてこういう説が流布するんでしょう?

米蝉ナール

http://outdoor.geocities.jp/kawasemisou/index.html

2007/11/30 07:44| URL | N_Y  [Edit]
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