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野ネズミその?

今回は,前回に引き続き,身近にいるのにあまり知られていない野ネズミのお話。

今日は,カヤネズミです。

カヤネズミ


カヤネズミは,関東より南の本州・九州に住む暖かい地方に生息する野ネズミです。
このカヤネズミの特徴は,何と言ってもその”小ささ”です。
日本でもっとも小さいネズミで,大きさは6cm(大人の親指程度),体重は6g(500円玉1枚分)しかない,おもわず頬擦りしたくなるカワユサです。
こいつらが住んでいる環境は,河川敷や里山の休耕田などの,ススキ,チガヤ,ヨシなどが生えている広い草原です。このような「カヤ原」に住むネズミなので,カヤネズミといいます。
ススキやチガヤの葉っぱを使って,地上から1.5mくらいの高さに下のような野球のボールくらいの丸い巣を作ります。
草の上に巣を作るネズミは,日本ではこのカヤネズミだけです。

カヤネズミの巣


このネズミは,チガヤやススキなどの生えるカヤ原が無いと生きてはゆけません。昔はたくさんあったカヤ原も,市街地化が進んで里山が住宅地に変わり,河川敷や土手はコンクリートで固められ,ものすごい勢いで消滅しつつあります。
しかも,カヤネズミは20mほどの範囲で一生を過ごすため,急激な開発から逃れることもできません。

カヤネズミがいなくなれば,カヤネズミを餌とする,モズなどの鳥やヘビもいなくなってしまい,生き物がたくさん生息する豊かな環境が失われるのです。

見た目には何にも居なさそうな草っぱらですが,小さなネズミを中心とした生態系がちゃんとあるのです。

近くにカヤ原があれば,探してみるとカヤネズミに出会えるかもしれません。
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