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野ネズミその?

前回はちょっと特殊な地域のネズミのお話でした。
今日は,身近なネズミについて。

「野ネズミと家ネズミ」というイソップ童話をご存知でしょうか?

仲良しの野ネズミと家ネズミがいました。
ある日,野ネズミは家ネズミにオオムギとコムギをご馳走しました。
家ネズミは「こんな質素なものじゃなく,うちに来ればもっと美味しいものをご馳走するよ」といいました。
野ネズミは家ネズミの家に行き,チーズや蜂蜜や果物をご馳走になり,自分がいかにみじめな暮らしをしているのかを知って嘆きました。
しかし,家ネズミの住む家には人間が出入りします。
人間が部屋に入ってくると,食事の途中でも穴へ逃げなければ,見つかったら殺されてしまいます。
それを見た野ネズミは,「僕は人間におびえてビクビクしながら美味しいものを食べる生活よりも,怖い目にあわずにオオムギ,コムギを食べながらのんびり暮らすほうが幸せだ」といって,山へ帰っていきました。びくびくしながらぜいたくするよりは、質素にくらしてのんきに生きているほうがいい,
というお話です。

さて,この「家ネズミ」と「野ネズミ」はどう違うのでしょうか?
それは,種類が違うのです(←当たり前だろっ!!)

日本の家ネズミの代表種は,ドブネズミ,クマネズミ,ハツカネズミが挙げられます。わりと名前の知られたネズミたちですね。
最近は住環境が良くなって,家の中でネズミを見かけることは少ないですが,都市部ではこれらの家ネズミたちが,飲食店の残飯をあさり,高層ビルを縦横無尽に行き来して配線をかじってたりして,結構人様に迷惑をかけています。
駆除するための毒入り団子でも死なない,スーパーラットなるものまで出現しているネズミたちです。

一方,野ネズミは家ネズミ以外のすべてのネズミです。もちろん,都市部ではお目にかかれません。
日本に比較的広く生息している代表種は,ハタネズミ,アカネズミ,ヒメネズミ,カヤネズミが挙げられます。森や草地,田畑などに生息していますが,意外とマイナーなネズミたちです。

今日は,野ネズミのうち,日本で一番広い範囲にたくさん住んでいるのになかなか気付いてもらえない”アカネズミ”について。

akanezumi.jpg


アカネズミは,野ネズミの代表種で,北海道から屋久島まで生息しています。里山や自然の多い雑木林や森の中に住んでいますが,夜行性のためあまり人目には付きません。
市街化が進むと姿を消すので,地域の自然度をあらわす指標種となります。
体長は10?くらい。

地中に巣穴をつくり,冬に備えてクリやドングリを何十個と蓄える習性を持っています。
そのため,昔の人は,アカネズミの巣を見つけて,蓄えてある木の実ををごっそりとGETしたということです。
先人の知恵ですね。
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